写真集・書籍

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とれいん7月号増刊
忘れ得ぬ鉄道情景 No.1 のご案内です

キネマ旬報社刊「蒸気機関車」誌ののびのびとした雰囲気と
交友社刊「SL」誌の格調の高さをあわせ持つ雑誌を目指して本誌をお届けします.

1960年代末から1970年代、当時の若い鉄道ファンたちにとってカリスマとなった鉄道写真文学の制作集団がありました。その名は「けむり」プロ。

慶 応高校のOB7名が在学中の日本国内の私鉄専用線や軽便鉄道で撮影した蒸機の写真をベースに大学以後は台湾、インド、南米にも脚を展ばし、芸術性の高い写 真と詩情豊かな文章でそれらを語りつつ次々に鉄道趣味誌上に発表する活動は、当時はもちろん、のちのちの中学生、高校生までおも魅了せずにおきませんでし た。

「けむりプロ」のメンバー自身はその後実業の世界で活躍する身となり発表活動はほとんどできなくなりましたが、その影響を受けた世代が「けむりプロ」の活躍を少なからず意識し憧れて、心の師と仰ぎ続けてきました。

しかし、その後、日本の鉄道趣味界が迎えた趣味雑誌の乱立時代からインターネットによる情報の氾濫の中で、皮肉にも「鉄道の詩情を語る場」は急速に失われてしまいました。

即物的な情報があふれ尽くした昨今、かつて青春時代を「けむりプロ」と共に歩んだ世代の間から、あのメルヘンにも似た「けむりプロ」のテイストで鉄道の詩情を味わいたい、という欲求が高まってきました。

折から「けむりプロ」のメンバーにも多忙な現業を離れ、ふたたび鉄道趣味に存分な情熱を傾けられる時が来ました。

そこで持ち上がったのが、この企画です。「けむりプロ」メンバーが直接企画監修し、古今東西の味わい深い鉄道写真の名作を再評価したり、世界の知られざる小鉄道が生み出す特選級の鉄道情景を語る場を、月刊「とれいん」別冊シリーズとして提供していきます。

い まなお「けむりプロ」作品を至高のものとし、「けむりプロ」作品と歩んだ青春時代を忘れない、50代を中心としたハイ・レヴェルな鉄道愛好家たち、すなわ ち鉄道鑑賞を生涯の楽しみにすることに決めている、最も本格的な熟年ファン層の心に染み入るシリーズとなることは確実でしょう!!

目次より
●忘れ得ぬ鉄道情景 
●北越雪譜 冬の頸城鉄道を撮る/安保 彰夫
●ハンサム・ボーイ,チャレンジャ−の誕生
 軸配置・4-6-6-4をハンサムと称していいか/中村 彰宏
●U.P.のChallengerとアメリカ
 Union Pacific R.R. Challenger 3985 in Las Vegas/杉 行夫
●明礦平山汽車くらぶ
●Amy Beckの挑戦 Cass Scenic R.R.の女性機関助手/松本 謙一
●初夏の頃 京都の硯鉱山/内田 良治・小林 隆則
●インドの象の機関車/磯貝 純
●利根川のナベトロ列車 −それは一つの事件であった−/須永 秀夫
●魔境LEDO インド最後のBAGNALL/高野 陽一
●成田ゆめ牧場「まきば線」だより/羅須地人鉄道協会
●地図の頁(明治礦業平山礦業所・利根川のナベトロ列車に関する)
●大木 茂写真集 「機罐車 よみがえる鉄路の記憶1963-72」について 

編集:日本文化リサーチ
発売元:株式会社エリエイ プレス・アイゼンバーン

5月21日(月) 発売
定価:本体3,800円+税

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松木壽雄 写真集 
山形の鉄道情景 
昭和30〜40年代(下)

新発売のご案内です.

今甦る! 懐かしい山形の鉄道風景
北 は新庄・雄勝峠,南は米沢・板谷峠.東は山寺・面白山,西は鳥海山麓・日本海…….背骨のように南北を貫く奥羽本線を軸に,日本海と太平洋を東西に結ぶ陸 羽東線と陸羽西線,仙山線と米坂線,さらに長井線や左沢線,山形交通尾花沢線といった支線区,そして日本海に沿った羽越本線……山あり海ありの変化に富ん だ風景を走るのが山形の鉄道です.
 走る車輛も,最新型の特急列車から小さな機関車が牽くローカル列車までさまざま.
 C51からC57まで,EF16やEF64,そして華やかに登場したキハ82まで,バラエティ豊かです.
 そんな山形の鉄道の昭和30年代から40年代にかけての姿を記録したのがこの写真集です.
 撮影者は山形県米沢市出身東根市在住の松木壽雄さん.国鉄の車掌として東北一円の鉄道を観察,美しい情景を撮影し始めたのが昭和30年頃.以来,折りに触れて車輛や風景を記録し続けてきました.
 趣味人として,そして鉄道マンとして,両方のカメラアイによって記録された,山形の美しく懐かしい鉄道情景.上下巻あわせて200頁余に纏めました.

A4変形判/カバー付き/本文各112頁/総アート紙  
10月21日(金)発売
定価:本体3,600円+税

上下巻 完結!

上巻も大好評発売中です!

yamagata-01

松木壽雄 写真集 
山形の鉄道情景 
昭和30〜40年代(上)

新発売のご案内です

今甦る! 懐かしい山形の鉄道風景
北 は新庄・雄勝峠,南は米沢・板谷峠.東は山寺・面白山,西は鳥海山麓・日本海…….背骨のように南北を貫く奥羽本線を軸に,日本海と太平洋を東西に結ぶ陸 羽東線と陸羽西線,仙山線と米坂線,さらに長井線や左沢線,山形交通尾花沢線といった支線区,そして日本海に沿った羽越本線……
 山あり海ありの変化に富んだ風景を走るのが山形の鉄道です.
走る車輛も,最新型の特急列車から小さな機関車が牽くローカル列車までさまざま.
C51からC57まで,EF16やEF64,そして華やかに登場したキハ82まで,バラエティ豊かです.
そんな山形の鉄道の昭和30年代から40年代にかけての姿を記録したのがこの写真集です.
撮影者は山形県米沢市出身東根市在住の松木壽雄さん.国鉄の車掌として東北一円の鉄道を観察,美しい情景を撮影し始めたのが昭和30年頃.以来,折りに触れて車輛や風景を記録し続けてきました.
趣味人として,そして鉄道マンとして,両方のカメラアイによって記録された,山形の美しく懐かしい鉄道情景.上下巻あわせて200頁余に纏めました.

A4変形判/カバー付き/本文各112頁/総アート紙  
9月21日(水)発売
定価:本体3,600円+税


下巻は10月下旬発売予定です. ご期待ください!

koten

皆様のご好評をいただき,過去6年にわたって年1回ペースで発刊して参りました“電車の風景”ですが,その実績を継続しつつ,今回は編集方針を一新 してお届けします.以前のように鉄道会社ごとに掲載するのではなく,1冊ごとにひとつの大きなテーマを持たせて,それに沿った写真収集をすることとして, より単行本色を強めたものになっております.
 今回のテーマは表題のとおり,明治末・大正から昭和初期までに製造された,電車の原点ともいえる古 典タイプを集め,更にそれらを車体の形で分類したところが目新しい点です.もちろん時代が時代ですから,なかなかお目に掛かれない貴重な写真が多いことは いうまでもありません.登場する鉄道会社も北海道から九州まで,全国にわたっております.
 判型はA4横開きで,1ページあたり写真1?2点とい う贅沢なレイアウトでお目にかけるという体裁は以前と変わりなく,気軽に捲れるアルバム的な良さはそのままに,更なる資料性を加味したものといえましょ う.また,今回は古い写真ゆえ巻頭のカラーはありませんが,その分,本文を18ページ増やしております.

本書の目次より
■はじめに
■単車
1 路面電車
 1-1 木造段落ちダブルルーフ車
 1-2 木造アーチ形ダブルルーフ車
 1-3 木造丸屋根シングルルーフ車
 1-4 鋼製車
2 鉄道線の電車
■ボギー車
1 路面電車
 1-1 木造段落ちダブルルーフ車
 1-2 木造アーチ形ダブルルーフ車
 1-3 木造丸屋根シングルルーフ車
2 鉄道線の電車
■遠ざかる昭和
■あとがき

版形:A4判横綴じ

定価:本体3,500円+税

natsukashinoodakyu
開通80周年,ロマンスカー運転開始50周年を迎えた小田急電車.春には,初めての地下鉄乗り入れロマンスカーも走り始めます.
 いつの時代にもたくさんの楽しい話題を提供してくれる小田急電車とその沿線.
 そんな,数え切れないほどのエピソードから,昭和30~40年代の,情緒あふれる沿線情景と電車の様子をたっぷりと集めたのが,この本です.
 写真は,小田急電鉄のお話しに欠かすことのできない,生方良雄氏をはじめ,山岸庸次郎,川島常雄,赤石定次の,小田急電鉄OBを中心としたベテランファンの手による,数多い作品から選りすぐった,見応えのあるものばかりです.
  それぞれの写真への解説も,電車のことだけではなく,むしろ周囲に写りこんでいる光景について,思い出などを含めて詳しく記されています.今でも語り継が れているようなエピソードはもちろんのこと,今では想像もつかないような出来事や,忘れ去られてしまったような情景のことなども,ふんだんに盛り込まれて います.

版形:A4変形 128ページ 巻頭カラー

定価:本体3,300円+税

hokubeitairiku

全米からカナダに掛けて,古き良き時代の汽車の旅を求めて歩く筆者の目と耳と舌が綴るー大フォトエッセイ.

版形:A4変形 21×28cm

定価:本体29,500円+税
(荷造り送料サービス)

完売御礼

teientetsudo

レーマンから5インチゲージまで全国各地の庭園鉄道を訪問.線路敷設のノウハウなども収録しています.
 巻末に各メーカーのパーツリスト付.

版形:A4変形 28×21cm

定価:本体4,800円+税

完売御礼

okayamayori-02

自転車に抜かれたコッペルに続く待望の3'6"編,下巻は九州から紀勢,中部,北陸,内務省を紹介.
 上巻は品切れ中.

版形:A4変形 28×21cm

定価:本体6,117円+税

ouuhonsen

日本でも有数の鉄道の難所,奥羽本線の福島・米沢間の100年の歴史を,実際にこの区間で電気機関車を運転を経験した著者が集大成.計画段階から運 転開始,5軸機4100,4110の導入,国鉄最大のタンク機E10の開発,電化とEF16の投入,交流電化への切り替え,山形新幹線の開業まで,20年 余にわたってこつこつと発掘,収集した資料を丹念に分析している.鉄道の線区史として第一級の出来栄え.

版形:A4変形 28×21cm

定価:本体5,800円+税

完売御礼

bibaitetsudo
石狩炭田の中央に1970年まで運行されていた三菱工業系の大型運炭私鉄.国鉄4110形やそれと同型の自社発注Eタンクが永年活躍したことでいまなおその名が識られている.歴代の蒸気機関車とそれを保守し,運転した人々の回想を中心にまとめた新刊.

版形:A4変形 28×21cm

定価:本体5,800円+税

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